中国、結婚の危機に直面

現地からの報告によると、結婚式の数は37年ぶりの低水準になったとのことです。

中国での年間の新婚率が過去30年以上で最低となり、すでに低下している出生率に拍車をかけている、と通信社Yicaiが国家統計局の報道を引用して1日に報じたものです。 その主な理由としては、「コビット19にまつわる規制」「教育」「生活費」などが挙げられるとしています。

2021年に中国で初めて婚姻届を出した人は約1158万人で、前年より70万8千人減少しました。 初婚の年間入籍者数が1200万人を下回るのは1985年以来初めてのことです。 同指標は2013年の2380万人をピークに、その後51.5％減少しています。

人民大学人口発展研究センターの人口統計学者である宋建氏は金曜日、グローバルタイムズに対し、結婚率の低下は初婚年齢が上がったことが原因であり、主に高等教育を受ける機会が増えたことと、「若者が結婚する前に職業上の安定を求める」ためであると述べています。 また、Covid-19の大流行で対面での接触が減ったことや、子育てにお金がかかることも大きな要因の一つだと宋氏は付け加えています。

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